〈本書の内容〉
● 身体感覚を甦らせよう
野口体操前史 − 創始者野口三千三の足跡を追って
野口体操と三島由紀夫 − 時代とともに変わる身体観
● からだをほぐす − 野口体操とは
野口体操の身体観
「重さ」と「はずみ」と「筋力」と
液体的な動きた − とえばゲルの状態へ
自然は矛盾することを内包する
力を抜きながらストレッチをすることの意味
鞭とハンマー
曲線と直線
呼吸の問題
「ほぐすことの意味」− 「梃子」と「振り子」を中心に
立つことを逆さにしてみたら − 逆立ち
● からだをうごかしてみよう
上体のぶら下げ − 動きの手ほどき、からだのほどき
腕まわし
腰まわし・胸まわし
波の動き
尻たたき・胸つけ
おへそのまたたき
やすらぎの動き・真の動き・ひれ伏す動き
ヨガの逆立ち
すべる動き
腕たてバウンド
四股
しゃがんで立つ
「尻あるき」差異の感覚 − からだのなかを分ける
からだをうごかしてみよう
● 三途の川を歩いて渡る − あとがきにかえて